[ 2010年4月] の記事一覧

「お花が奇麗ですね」

 

よく患者さまにお声をかけて頂きます。

 

クリニック内のカフェや診療室に飾られている生花は、

青山にあるFUGA(フーガ)さんというフラワーショップに

アレンジしていただいているものです。

 

こちらのショップのオーナーは、

こだわりある質の良いお花や厳選されたプラントなどを扱っていて、

家庭画報などの雑誌などでも多く紹介されていますが、

数々のセレブリティなイベントなどでも活躍されている

とても人気のある素敵なショップです。 

http://www.fuga-tokyo.com/

 

クリニックではシンボルである薔薇を中心に

小さなフラワーベースにさりげなく活けてあるものばかりですが、

花たちの優しい香りや瑞々しさは、

患者さまにも私たち勤務しているものにも

清々しいパワーを与えてくれるものです。

 

お花-1.jpg     

 

お花-2.jpg

 

 

先日まで治療に見えていた患者さまからお手紙を頂きました。


むずかしい治療のため、
今までの治療ではなかなか思うような進展が望めずに、
遠方より私どものクリニックを訪れた患者さまだったのですが、


『診察を受けて先生から「頑張りましょう」と励ましの言葉をいただき、
看護師の皆さんからはいつも元気をもらって、病気と闘う事が出来ました』


というお心のこもったお手紙でした。


患者さまからこのようなお言葉をいただくとき、
その方が通院されていた時の情景が浮かびます。

 

そして私たちの方こそが患者さまに力を頂いている事に
改めて気がつくのです。

少し前の事ですが、歌舞伎鑑賞教室に参加してきました。


この歳になって、というのも何ですが、
今まで歌舞伎の生舞台を観た事が無く、
繁く京都に訪れている身、たまには日本の伝統文化に触れてみようと
遅まきながら年に一度南座でのこの催しに入門の運びとなりました。

あいにくの強い雨模様にもかかわらず、
和装で訪れている方々も少なからず、
さすが粋な方々がいらっしゃる、などと感心しながら
開演前のひとときをロビーで楽しんでいよいよ開演。

 

一部は歌舞伎のいろは教室で、案内は落語家の桂九雀さん。
二部は出し物「どんどろ大師の場」上村吉弥さんの主演でした。


生き別れ母娘が、喜びの再会にも名乗りを上げられないという、
とても切ないお話で、周囲からもすすり泣きがもれ、
気がつけば私も涙がこぼれておりました。

 

初めての歌舞伎体験でしたが、
独特の伝統美の世界にあっという間に時は過ぎておりました。

 

歌舞伎-京都南座.jpgのサムネール画像

京都 南座の外観です。
歴史を感じる荘厳なつくりですね。
指が写っているのに気がつきませんでした。
腕前が知れますね。

 

 

 

 

 これからの季節、
なんと言っても楽しみは「桜」です。


日本の花の代名詞、桜。
皆さまにも心の中にも、桜に対する特別な想いがありませんか。


桜というと神の時代、富士の高嶺から花の種を撒き世に桜を広めたという
"木花咲耶姫"を思い浮かべますが、
他にも平安の百人一首や俳句にも桜はたくさん詠まれています。

『見渡せば 春日の野辺に 霞立ち 咲きにほへるは 桜花かも』

日本人の精神の象徴として深く刻み込まれているのですね。
花言葉は『精神美』、まさに大和魂、愛すべき花なのです。

花見のルーツとしては「農耕の神が宿る聖なる木」という意味から、
昔の農民が豊作を祈願する儀式から始まったという事です。
この季節になると靖国神社の周りは提灯がほんのり灯り、
それはもう見応えのある桜が楽しめます。

 

銀色の月明かりに浮かんだ淡紅の桜のもとに佇めば、

それだけで心が静かに優しく和んでいきます。
日本人でよかったなあとつくづく思うロマンチックな季節です。

桜.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

満開の桜