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松島修司 医師コラム

温熱の身体に対する効用

2008年 11月 9日
松島修司 医師

温熱療法と聞いて皆様はどうイメージされるでしょうか?温泉の湯治を思い浮かべる人もいれば、今、巷で流行っている岩盤浴、お灸など様々だと思います。
また、皆様は、身体を温めることは経験上、漠然といいことだと思われているでしょう。
今回は、なぜ温熱が身体に良いのかを解説していきたいと思います。


まず、免疫細胞(リンパ球)が、がん細胞やウイルスと戦い身体を守っているのは、ご存じでしょう。この免疫細胞(リンパ球)ですが、温かい環境を 好み活性化し、逆に、低体温下では、著しく活性度が低下することがわかっています。なんと1℃低いだけで、37%も活性度が低くなってしまうのです。反対 に、がん細胞や、冬の風邪の原因になるウイルスは、低温環境を好みます。
実際、私たちが風邪をひいた時、体温が上昇するのは、免疫細胞を活発にし、ウイルスが住みにくい環境にして、撃退しているわけです。
ですから、低体温(36℃以下)の人は、特に冬場には身体を温めることを心がけましょう。また根菜類やしょうがなどは体の中から温めてくれますので、心がけて食事にとりいれましょう。
次回は、がんと温熱について話していきたいと思います。


【おすすめレシピ】
■    しょうが湯
コップ1杯(ぬるま湯)に市販のチューブ入りしょうが(適量)、お好みでハチミツ(適量)を入れて、お召し上がりください。

胃が弱い方
■    梅肉エキス湯
コップ1杯(ぬるま湯)に梅肉エキス2gをよく混ぜて、お召し上がりください。