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歳時記

京の古路・散歩道(3) 祇園の雰囲気を味わいましょう

2008年 2月20日

 京都の「祇園」と言いますとかなり歴史があるものと思いがちですが、実は町が開発されたのは江戸時代に入ってからのことです。縄手通りの東と新橋通に囲まれた白川の一帯には、数多くの芝居小屋などが立ち並び、芝居小屋と八坂神社に囲まれた地には花街が開かれ、大いに賑わいを見せました。しかしこの町も元治二年に火事で大部分が焼失し、現在の町並みは明治以降再建されたものなのです。
 南側には祇園下から大和大路までの間に四条通に面して家並みが広がっていましたが、明治時代に芸妓の稽古のための教育訓練施設として八坂女紅場学園が設立され、それと軌を一にして四条通の南側に花街が形成されました。
 この花見小路沿いの家並みは町家ではありますが、密集して塀を高くすることで屋敷風に見せたことに特徴があります。
 冬の凛とした空気の中、祇園の風情に触れてみませんか。