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歳時記

京の古路・散歩道(2) いにしえの京都の面影を残す産寧坂・石塀小路

2008年 1月20日

 京都で「町並み保存地区」に最初に指定されたのが、産寧坂伝統的建造物群保存地区。その中でも46段の石坂路が産寧坂で、この坂を上がりきると二年坂、一年坂へと続きます。産寧坂の名前の由来はこの坂で転ぶと三年以内に災いが起こるという説が有力といわれていて、転んでもすぐ起きるひょうたんを身につけておけば厄よけになると伝えられています。この産寧坂地区に後ほど加えられたのが石塀小路。この小路は個人が明治時代に開発した住宅地で、土地を溝のように削って路を造り、その両側に石造りの塀が続いています。入り口が見つけにくいのですが、一歩小路に足を踏み入れるとまるで昔にタイムスリップしたかのように感じます。小路の両側には、料亭や旅館などが建ち並び、祇園の奥座敷といわれています。袋小路かと思うとその先に路があったり、と迷路のような小路ですがちゃんと高台寺通りに抜けられます。夕暮れ時には料亭の看板に灯がともり、京情緒が味わえる路です。京都の風情を楽しみながらゆっくりと歩きましょう。