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歳時記

皮に含まれるアントシアニンには抗酸化効果が

2007年 8月20日

 京都特有の野菜の中に、「賀茂なす」というなすがあります。なすはインド原産で1000年以上前に渡来したことがわかっていますが、京都の北区上賀茂や西賀茂で栽培されているなすを「賀茂なす」とよんでいます。果実は正円形の大きい実で、皮は柔らかく、肉質は大変緻密です。皮の色も濃い紫色で、この濃い紫色を生かすように工夫された調理法は高温の油で揚げたり炒めたりした後に煮汁で煮たり、煮汁を含ませる料理です。
「賀茂なす」の皮の濃い紫色にはナスニンというアントシアニンが含まれており、このアントシアニンは抗酸化作用があることでも知られています。がんは細胞が酸化されることによって起こることがありますのでがん治療中の方には最適の食物の一つです。「賀茂なす」を食事療法もかねて味わうことで京都の風情をお楽しみください。